ある日の早朝。
とあるマンションのオーナー様より、「住宅用火災警報器が鳴っている」と
居住者の方から連絡があったため見に行ってほしいと連絡がありました。
まだ日の出前だったのであたりは真っ暗。寒い。寒い。
現地に到着すると3~4件の住戸から「ピー、ピー」という音。
とりあえず音が鳴っているお宅の住宅用火災警報器を外し帰宅。
2~3時間後またまたオーナー様より連絡があり、別の住戸で鳴っているとのこと。
現地に到着すると、あちこちの住戸より「ピー、ピー」という音が鳴っていました。
在宅していた住戸はすべて訪問し住宅用火災警報器を外してきました。
お留守の住戸からも音が鳴っていましたが、
外すことができないためそのまま帰社しました。
夕方再度訪問。ほとんどの住戸の住宅用火災警報器を外してきました。
大変な1日でした。
今回の場合、全戸ほぼ同時に住宅用火災警報器が鳴りました。
電池切れだとするともう少しバラバラに鳴ってもいいのではないでしょうか?
調べてみると電池が切れたときに音が鳴る機種のものがほとんどなのだですが、
設置からある一定の期間が経つと音が鳴る機種のものもあるそうです。
このマンションにつけてあった住宅用火災警報器はこの機種のものでした。
住宅用火災警報器は約10年が寿命。
設置が義務化されるようになってから約11年。
もし真夜中に音が鳴りだしたら、そのまま朝まで鳴りっぱなしになってしまうかも。
一度ご自宅の警報器も確認してみてはいかがでしょうか。